地下水熱利用給気システムのご紹介

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井戸水や排温水を使って空調サポート~地下水熱利用給気システム!

 

太陽光や水力に風力といった再生可能エネルギーに注目が集まる現在。
環境に優しくエコなエネルギーの活用は、これからの一つのキーワード。

 

そうした再生可能エネルギーの一つに【地中熱】というものがあります。
例えば洞窟や鍾乳洞といった地中内部の空間が、
一年を通して安定した気温を保っているのはご承知の通り。
その温度は地下4mで15℃前後となり、
いわゆる【夏は涼しく、冬は暖かい】といった環境を作り出しています。
その様な環境を人工的に作り出し、空調として利用できないものか…
そう!それが今回ご紹介する地下水熱利用給気システムなんです!

 

地下水利用給気システム

基本的には
①屋外に入気ボックスを設置し、外気を取り込む
②取り込まれた外気は地中に埋設したポリエチレン管を通過し、熱交換される
③吹き出しダクトから冷・温風となった外気を屋内に送風する
といったシンプルな構造。

 

しかしながら、このシステムのカギとなるのが、埋設するポリエチレン管!
管の外周に通水管部があり、この部分に井戸水や排温水を通すことで、
外気が通風部を通過する際に熱交換。
あたかも洞窟の中を吹き抜ける風のように冷・温風を作り出します。
ポリエチレン管の埋設深度は2m程度ですが、
外周部に井戸水または排温水を通すことで、理想的な熱交換を可能としています!

地下水熱給気システム 管

 

例えば夏の暑い時期…
35℃の外気温を、15℃の地下水を使用してこのシステムで熱交換した場合、その吹き出し温度は26℃!
もちろん冬場、温水を利用すれば、暖房にも使用可能です。
結果、従来の空調コストを30~70%削減!

 

またコンプレッサーを必要としないため、
ダクトファン0.85kw+井水ポンプ0.25kw=合計1.1kw(参考値)
少ないランニングコストでご利用いただけます!

 

『豊富な井戸水を利用したい』『排温水をただ捨てるだけはもったいない』などなど
再生可能エネルギーを有効利用させたこのシステム…ぜひお問い合わせ下さい!
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竹腰

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